八幡「やはりYutaの描くラブコメはまちがっている」
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8:佐藤勇太[saga]
2018/04/16(月) 23:15:13.10 ID:00MK1ToQO
「あれ。そう言えば名字が違いますね?」

「うん。両親は離婚したので母と私は母の旧姓の川上を名乗ったんだけどね…。事故の時は妹の雪乃が乗っていたんだけど、当初は父親と雪乃が事故を学校側に口止め等の証拠を隠蔽しようとしたんだけど、結局目撃者がいたから断念したみたい。」

「雪ノ下家は対処しようとしないみたいだけど、代わりに川上家で治療費や入院費を全額負担するわ。他に何か要望はある?」

陽乃さんや紅葉さんに聞かれたので俺はこう答えた。

「これで結構ですが、お願いがあります。俺は犬の飼い主でもある由比ヶ浜結衣とその家族が許せないです。犬を助けたのに証拠を隠滅する為にその場から逃げて入学式になに食わぬ顔で参加するそれがどうしても許せないんです…。勿論、両親と姉もその事に対しては切れてます。雪ノ下家は許すつもりはありませんが、お二人は誠意を見せてくれたのでお二人は許します。由比ヶ浜家に対して慰謝料や損害賠償請求を一緒にやりませんか?そちらがよろしければ父が弁護士なのでちょうど良いと思います。」

俺はそう言うと二人は頷いた。

「そうだね。是非とも参加させて貰います。此れからも此れを縁に仲良くさせて頂きたいので、ご両親に宜しくお伝え下さい…。」

陽乃さんはそう言うと、俺はこう答える。

「分かりました。両親には伝えておきます。」

陽乃さんはさらにこう答えた。

「実は、川上コーポレーションには顧問弁護士がいないので八幡君のお父様にお願いしたいので伝えて頂けませんか?」

紅葉さんに言われたのでこう答えた。

「伝えるだけは伝えておきます。両親や姉と損害賠償請求と合わせて話し合って下さい…。」

紅葉さんは返答する。

「分かりました。今日は貴重な時間を取って頂き感謝します。八幡君のご両親と話し合いをさせて頂く事にします。今日は此れで失礼します。」

二人はそう言うとそのまま病室を後にして退出していったのだった。


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