34:名無しNIPPER[saga]
2018/04/18(水) 22:24:48.91 ID:TJ54YBWd0
ちなみに彼氏くんは、愛華と同学年の一年生。なかなかのイケメンで、好青年を具現化したような男の子であった。母さんの機嫌がよかった理由が分かりました。
軽く会釈してその場を無言で通り過ぎようとしたら、むんずと彼氏くんに腕を掴まれた。
なんぞですか。
「あの、少しいいですか?」
「どうぞ」
「あまり僕の口からこういうことは言いたくないんですけど。
少し愛華から離れてもらえませんか?」
質問の意味が分からぬ。離れるも何も、同じ家に住んでるんだから無理ですよ。
「えー、何が?」
「とぼけるんですか? 愛華も迷惑してるんです。愛華が可愛いのは分かりますけど」
うん、わかるわかる。
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