30:名無しNIPPER[saga]
2018/05/01(火) 00:58:50.80 ID:c5F6iRac0
みさき「えぐっ……えぐっ……」ポロポロ
みさき「春子さん、死んじゃってなくて、よかった……本当によかったよ……」ポロポロ
春子「………」
正座をしていた春子が立ち上がり、泣きじゃくるみさきの目の前に立つ。
そして、その仔猫のような体を、優しく包み込んだ。
春子「ごめんね、みさきちゃん、みんな。私は死んだりしないわ」ギュッ
春子「一緒にメロディアスライブに出るんだから、死んだりしないわ。安心して。ね?」ナデナデ
みさき「う……うわぁあああああああん!!!!春ちゃん!!!春ちゃんっ!!」ビエーーン
いずみ「うぅ……ごめんなさいっ!!今回は違うけどいずみもプリン盗み食いしたことあるんデス!!もうしません!!」ポロポロ
野乃香「プリンなら私も作れるから、いなくなったりしないでください!!!」ポロポロ
みさきを抱きしめている春子に、いずみと野乃香が後ろから抱きつく。
気づけば、さっきのように全員が泣いているようだった。
さっきと決定的に違うのは、「悲しみ」による涙ではないということ。
本当に温かい空気が、食堂全体を包み込んでいた。
その空気の中心にいる春子を見て、本当にいいお姉さんなんだなと、Pは再認識した。
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