2:名無しNIPPER[saga]
2018/05/13(日) 00:24:12.17 ID:ll+fgD9c0
P「文香っ!」タッ
文香「うぅ・・・」
P「だ、大丈夫か!?文香!」スッ
文香「え、えぇ・・・大丈夫です」
文香(打ち所が良かったのか、全体に鈍い痛みが残るものの、動きには何ら問題はありません)
文香「すいません。お見苦しい所をお見せして・・・」サスリサスリ
文香(その一瞬、私が足首をさすったのを、プロデューサーさんは見逃しませんでした)
P「や、やっぱり怪我してるんじゃないか!?」スッ
文香(プロデューサーさんが迅速に、かつ優しく私の足首を両手で掴みます)
文香「ひんっ」ビクンッ
P「や、やっぱり痛むのか!?」
文香(プロデューサーさんが、私の嬌声を痛みによる物だと勘違いしました)
文香「い、いえ、そういう訳では・・・」
文香(しかし、プロデューサーさんの両手が私の足首を這う感触で、少し感じてしまったとも言えず、プロデューサーさんの誤解は解けません)
P「ほら!やっぱり少し腫れてるじゃないか!」
文香(プロデューサーさんが私の足を見つめます。確かに、言われてみれば少し腫れているような腫れていないような・・・いえ、やはり腫れていません。これは間違いなく腫れていません)
文香「い、いえ、プロデューサーさん。これは腫れていな・・・」
P「強がるな文香。ちょっと待ってろ、今鞄から救急セットを持ってくるから」
文香(そうして誤解が解けないまま、プロデューサーさんの手当てが始まってしまいました)
P「ええと、足首を固定するように・・・」クルクル
文香(プロデューサーさんの手が慎重に、優しく、私の足首の周りを往復します)
文香(こそばゆくも、暖かい感触が、プロデューサーさんの手のひらから伝わってきます)
文香(大切にされているという感じがして・・・これは、とても良い物です)ホワホワ
10Res/12.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20