【シャニマスSS】灯織「この風野灯織には夢がある」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2018/05/13(日) 13:51:51.77 ID:uH2RoXcq0
「大変だと思ったことは無いです」

「自分のことを自分でするのは、当たり前のことですから」

そう言葉にして、すぐに私は後悔した。
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[sage saga]
2018/05/13(日) 13:53:11.72 ID:uH2RoXcq0
放課後の教室。
私は帰る気にもなれず、音楽を聞きながら机に突っ伏していた。

昼休みの失言が、私の中で尾を引いていた。

以下略 AAS



8:名無しNIPPER[sage saga]
2018/05/13(日) 13:54:14.07 ID:uH2RoXcq0
私は部活動に所属していない。

あらゆる物に結果を求めて、求められていた私は、何かを好きになることが出来なかった。

そんな自分が、同好の集まりに所属することが許せなかった。
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[sage saga]
2018/05/13(日) 13:55:01.54 ID:uH2RoXcq0
「……もう、嫌……」

私は、口下手な自分が嫌いだ。

私は、何かを好きになれない自分が嫌いだ。
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[sage saga]
2018/05/13(日) 13:55:59.52 ID:uH2RoXcq0
?「あのー、すみませーん!」

私以外に人のいなかった教室に、突然人が入ってくる。

顔を上げて見てみると、高校生くらいの可愛い女の人が立っていた。
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[sage saga]
2018/05/13(日) 13:56:56.61 ID:uH2RoXcq0
アイドル「灯織ちゃん、本当にありがとうね!」

校長室までの数分で、随分と彼女は距離を縮めてきた。

私とは全然違う人だと思った。
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[sage saga]
2018/05/13(日) 13:57:41.08 ID:uH2RoXcq0
そして、学園祭当日。

私はステージを見るために、屋上に足を運んでいた。

ほとんどの生徒はステージを間近で見るために、校庭に出ている。
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[sage saga]
2018/05/13(日) 13:58:30.76 ID:uH2RoXcq0
「……これは」

最初の感想は、『期待外れ』だった。

歌は上手いと言えるものだが、トップシンガーと呼ばれる人達と比べるほどでは無い。
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[sage saga]
2018/05/13(日) 13:59:41.75 ID:uH2RoXcq0
「……これ、は……」

ステージの周りは笑顔で満ちていた。

誰もが笑っていて、楽しんでいる。
以下略 AAS



15:名無しNIPPER[sage saga]
2018/05/13(日) 14:00:48.27 ID:uH2RoXcq0
アイドル「それじゃあ、二曲目! 曲名は……」

ステージは続く。

その熱がようやく屋上に伝わってくると、この場所がひどく寒かったことに気がついた。
以下略 AAS



16:名無しNIPPER[sage saga]
2018/05/13(日) 14:01:32.44 ID:uH2RoXcq0
めぐる「へぇー! 中学生の時にアイドルが来たんだ!」

灯織「うん。それがアイドルを志したきっかけかな。真乃は?」

真乃「私は公園で鳩さんと歌ってたら、プロデューサーさんにスカウトされて……」
以下略 AAS



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