【ヒナまつりSS】高校生ヒナちゃん日曜日のおつかい
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20:名無しNIPPER
2018/05/24(木) 17:56:48.04 ID:Q3mWYtzcO
アパート


タタタタタタタンッ!!!

マオ「は、速い!」

アンズ「なんて包丁さばき(超能力)なの!?」

ハル「ふふ…見てますか?ヒナお姉さん。これが僕の研ぎ澄まされた包丁さばきですよ」

ヒナ「ムム…」シャシャシャシャシャシャシャ!

アンズ「ヒナ!かっこよくじゃがいもの皮剥きなんかやってる場合じゃないわよ!」

マオ「早く野菜切らないと!」

ヒナ「言われなくても…」スッ

ヒナ「これからやるよ」タンタンタンッ!

ハル「さすがヒナお姉さん…包丁の動き『は速』いですね。でも」

ハル「野菜の形や大きさは不揃いで綺麗じゃない」

ヒナ「ムムム…」

ハル「皮剥きなら料理スキルが無くても超能力だけで何とかなります。ですが…超能力で包丁を使って野菜等を切る場合」

ハル「超能力の強さだけでなく、包丁スキルも必要になってくるのですよ」フッ

マオ「このままじゃヒナちゃんヤバくなくない!?」

アンズ「むう…やっぱり料理対決はヒナじゃ始めから分が悪かったかしら…」

ヒナ「それはどうだろう?」

アンズ「この期に及んで何を言う気!?」

ヒナ「確かに君は料理スキルは高く野菜の切り方も綺麗だ…でも、君のその切り方には1つ欠点がある」

ハル「欠点?」

ヒナ「形が綺麗に整い過ぎててまるで機械だ。新田の綺麗な切り方とはまた違う…新田には程遠い、面白味も人間味も感じられない切り方」

ハル「…!?」

ヒナ「そんな機械の作ったような料理じゃ…私の温もりと『人間味』のこもった料理には勝てない」

ハル「言ってくれますね…いいでしょう、それでこそ張り合い甲斐があるというものです!」


マオ(いや、なんか…良いこと言ってるっぽい雰囲気だけど…)

アンズ(ヒナの場合は、単に料理が下手なだけよね…)



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