【ガルパン】華のグルメ道〜内のラーメン、外のラーメン〜
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1: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/08(金) 22:10:19.11 ID:y2a8W/A90
お腹がすきました。
今の私は食事のことしか考えられないほどにお腹がすいています。

何故でしょう?きちんとお昼もおやつも食べたのですが……。

「いい匂い……。」

ふと気づいた煮干のような香りに顔を上げるとそこにはラーメンの文字。
普段なら1人でラーメン屋に入ることは勇気がなくてできませんが、今の私は違います。
近くに手頃なお店もありません。いざ。

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2: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/08(金) 22:11:48.60 ID:y2a8W/A90
「らっしゃーい。」

店内には店長でしょうか、お父様と同世代に見えるおじ様がラーメンを茹でているのが見えました。
お客様は3人、いずれも男の方ばかりでそれぞれ新聞を読んだり煙草を吸っていたりしてラーメンが出来上がるのを待っているようです。
私は店内をざっと見渡し、他の方と離れたカウンター席を選んで座りました。
以下略 AAS



3: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/08(金) 22:12:45.88 ID:y2a8W/A90
「はい、餃子。生は今持ってくるから。」

先ほど新聞を読んでた方の前に餃子と生ビールが並びます。
その方はビールをゴクゴクと喉を鳴らすと、ぷはーと豪快に息を吐いてその余韻を楽しんでいらっしゃいました。
私はまだビールは飲めませんが、ああも美味しそうに飲まれるといつか絶対に飲んでやろうという気持ちになりますね。
以下略 AAS



4: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/08(金) 22:25:38.75 ID:y2a8W/A90
「いただきます。」

通の方はまずスープをいただくと聞いたことがありますが、いかんせん私はラーメン初心者、ここは食欲に任せて麺をいただきましょう。
他の方に習って縮れた麺を啜ると、鼻の奥にスープの香りが抜けてきました。
それはお店に入る前に嗅いだ煮干の匂い。
以下略 AAS



5: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/08(金) 22:38:41.65 ID:y2a8W/A90
「はい、チャーハンお待ち。」

麺を食べきったところにちょうどよくチャーハンが目の前に置かれました。
私にとってはこれ以上ないタイミングです。

以下略 AAS



6: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/08(金) 23:09:46.70 ID:y2a8W/A90
「ごちそうさまでした。」

満足です。
私は数時間ぶりの満腹感と幸福を味わってお店を出ました。
でも何か忘れているような……。
以下略 AAS



7: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/08(金) 23:21:32.13 ID:y2a8W/A90
「今から川原でラーメンを食べませんか?」

もうそろそろ帰ろうと考えていた矢先、優花里さんからラーメンのお誘いがありました。
昨日ラーメンを食べていたこともありお断りしようかとも思ったのですが、私のお腹は正直なようで、空腹に堪えきれないと悟った私はそのお誘いを了承したのでした。

以下略 AAS



8: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/08(金) 23:22:05.51 ID:y2a8W/A90
「カップ麺なんて久しぶり!」

「じゃあ私のおすすめ教えてあげるね。」

「お、流石コンビニ通の西住殿!カップ麺のこともお見通しとは!」
以下略 AAS



9: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/08(金) 23:23:20.03 ID:y2a8W/A90
「ところでなんで急にカップ麺なの?」

川原に歩いている途中、沙織さんが尋ねました。
そこは私も気になっていたところでしたので、いい質問です。沙織さん。

以下略 AAS



10: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/08(金) 23:49:48.30 ID:y2a8W/A90
「え〜、私だけ仲間はずれなんてズルーい!」

「安心しろ沙織、私は特に思ってないから。」

「それはそれでなんだかな……。で、結局どうしてなの?」
以下略 AAS



11: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/09(土) 00:16:43.90 ID:Ixc0FL5E0
そんなことを話していると川原に到着しました。
川辺まで土手を下りると優花里さんが早速準備を始めます。
リュックから色々な道具が出てきて見ているだけでも面白いです。
こういうのをコッヘル?って言うんでしたっけ?これでお湯を沸かすんですよね。

以下略 AAS



12: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/09(土) 00:21:35.44 ID:Ixc0FL5E0
「あら?みほさんたちはまだ食べないんですか?」

「私たちのは5分のやつだから。先に食べて。」

なんと、ものによっては待ち時間が変わるんですね!
以下略 AAS



13: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/09(土) 00:23:11.38 ID:Ixc0FL5E0
「あ、やっぱりあんまり口に合わなかったかな?」

私の箸が1瞬止まったのをみほさんは見逃さなかったようです。

「やっぱり、というのは?」
以下略 AAS



14: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/09(土) 00:23:43.03 ID:Ixc0FL5E0
「気にしないでください。選んだのは私ですから、みほさんの責任ではありませんよ。それにこのジャンクな感じ、嫌いではありません!」

「華さん……。」

「というかみぽりんその大きいのも食べたんだね。」
以下略 AAS



15: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/09(土) 00:24:11.63 ID:Ixc0FL5E0
「あ、西住殿、そろそろ5分経つんじゃないですか?」

「本当だ!沙織さん、私たちも食べようか。」

「やっと食べられるよ〜。」
以下略 AAS



16: ◆saI1ZNzQKuJn[saga]
2018/06/09(土) 00:28:01.87 ID:Ixc0FL5E0
以上です。

グルメものが流行ってるんで華さんでやってみました。
(服が破れる描写は)ないです。

以下略 AAS



17:名無しNIPPER[sage]
2018/06/13(水) 21:09:20.68 ID:sVokkJ3SO
ヤマノススメ


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