21: ◆l5NGQUYYtQ[saga]
2018/06/15(金) 02:07:22.81 ID:oXXcA4pU0
≪保護色≫
山風(夜の鎮守府って…怖い、歩きたくない。でも、お茶も飲みたいし)
山風(今度から寝る前に、水差しとか、置いていこうかな)
山風(うぅぅ、食堂、遠いよお…)
フワァ…
山風「ひっ!え、な、なに?」
山風(な、なにか、いる?!なにか、いま、横切った!!)
山風「せ、川内さん?…違うの?誰?誰か、いるの?」
「いますよ?」ピトォ
山風「きゃああああああああああああああああああああああ!!」
海風(悲鳴を聞いて駆けつけてみれば、何この状況?)
提督「山風、くるし…離して」
山風「やだ」ギュウゥゥ
江風「あー、どうせあれだろ。暗い中山風の姉貴にくっついたンだろ?」
海風「えっ、そうなんですか、提督?」
提督「は、い…」
江風「提督真っ黒だから夜中に急にひっつかれるとびっくりすンだよなあ」
海風「ああ、なるほど」
江風「ほら、山風の姉貴、そろそろ提督を離してやンなよ」
山風「やだぁ」ギュウゥゥゥゥゥゥ
提督「ぐえ」
海風「あああ、提督、大丈夫ですか?」
提督「…なん、とか」
江風「まあいいや、ほら姉貴、提督抱えたまンまでいいから部屋もどンぞ」
山風「うん」
提督「よくない、よくないです。海風、助けてください」
海風「うーん、でも提督にも悪い点があるみたいですし」
提督「えぇ?山風、はやく泣き止んで、離してください」
山風「うるさい、これは、罰なの」グスッ
提督「そんなぁ」
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