48: ◆l5NGQUYYtQ[saga]
2018/07/13(金) 05:30:55.03 ID:SeD9yTkA0
≪猫転送装置≫
提督(あつい、そろそろお昼のおさんぽもやめた方がいい…、ん?)
提督(あれなに?なんか地面に黒いまるが)ジー
提督(なんだろうすごい気になる)
提督(ま、まあフシンブツだといけないし、調べるのも私の役目ですよね、うん)
○
提督(見たところちょっと太めの黒い布で作ったまるですね、においは…、せっけんのにおいだ)
提督(皆このにおいが好きみたいだけど、そんなにいいにおいなんでしょうかね?)
提督(まるの中は…、なにもない、ただの地面ですね)
提督(…なぜかは知らないけど、このまるの中は落ち着きます)
提督(ちょうど日陰だし、ここでお昼寝してもいいかなあ)
雲龍「こんにちは提督、こんなところでお昼寝…あら?」ジー
提督「こんにちは雲龍、…えっ?どうしたんですか?」
雲龍「提督、その、どうしてわざわざそこに寝転んでいるの?」
提督「なぜでしょうね、なんだか気になって」
雲龍「気になる?そこが?…ふぅん」
提督「はい、このまるの中は落ち着くんです」
雲龍「安心できるの?」
提督「はい、においはせっけんのにおいなので、そこまで好きじゃないんですけどね」
雲龍「っ、においを嗅いだのね、その、それにそんなに興味があるの?…仕方ないわね」
提督「雲龍はこのまるがなにか知ってるんですか?」
雲龍「…その反応、本当にわからないみたいね」
雲龍「提督のことだから、仮に知ってたとしても邪な気持ちなんてなかったんでしょうけど、ね」
提督「よこしま?」
雲龍「ねえ提督、答えを知りたい?」
提督「まあ、知らないよりは」
雲龍「そう…、それね…」
雲龍「たぶん、私の下着よ。洗濯したのがきっと、風で飛ばされちゃったのね」
提督「…色々ごめんなさい」
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