65: ◆l5NGQUYYtQ[saga]
2018/08/02(木) 21:54:18.70 ID:zRiioyCf0
≪見た目の問題≫
漣「お猫様ー、お猫様ー、なにとぞ、なにとぞ我が直訴をー」
提督「はい、なんですか?」
漣「あーん、お猫様ちょっとノリ悪いですぞー。ま、いいや」
漣「えっとですね、最近というか、近年の夏の暑さは異常です」
提督「そうですね、嫌になります」
漣「あー、お猫様ただでさえ黒猫ですからねー。暑そうですね」
提督「外はもうだめですね。うん、エアコンって素敵です」
漣「お猫様も現代っ子であったか…、で、ですね、その外の暑さなんですが」
提督「はい」
漣「遠征とか出撃とか演習とか、いやとにかく外の活動全部ですね、きっついのです!!」
提督「あー」
漣「海の上だから涼しいイメージがあるかもしれませんが、その実、直射日光と海の照り返しでもう…」
提督「うわあ、考えたくありません」
漣「なのでですね、もうすこし服装の基準を下げたり、そう!日傘欲しい!日傘!それに日焼け止めとか!」
漣「ゆっくり航行すれば傘飛ばないし、あとあと、近くの小島でちょっと休憩とかも許してほしいなーなんて」
提督「わかりました、大淀に言っておきます。あと、欲しいものをまとめたリストをあとで提出してくれると助かります」
漣「あーお猫様ありがたやー、さっそく七駆のみんなや駆逐艦の娘たちに聞いてきますぞ!」
大淀「提督、最近の艦隊運営状況の報告なんですが」
提督「どうですか、皆少しは涼しくなりました?」
大淀「焼け石に水といった感じは否めませんが、それでも現場の意見を聞いてくれたということで、おおむね好評です」
提督「そうですか…、もう少しなにか、涼しくできればいいんですが…」
大淀「海上ですし、これが限界かと。ですがその、別の問題が発生しまして」
提督「別の?」
大淀「水着、日傘代わりのパラソルの携帯…、提督はこの格好をみてどう思われますか?」
提督「あっ」
大淀「近隣住民から『税金で遊んでるんじゃないの?』との苦情がです、ね…」
提督「……あー、対策考えましょう」
大淀「…はい」
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