【ゆゆゆ】結城友奈は極道である【極道兵器】
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79: ◆BHtXRZieJ2[saga]
2018/06/24(日) 21:53:12.91 ID:8SEhTK000
「続けて、勇者キックじゃあああ!!」

ロケット弾を発射しながら、ラ=グースの腹部へとひざ蹴りを放つ友奈。
またしても着弾の爆発と、キックの衝撃により残弾が誘爆し、右脚が破損する。
ラ=グースはその衝撃で、腹部から大量の血液を吹き出しながら仰向けに倒れる。
右脚は辛うじて原型はとどめているものの、義足としてもロケットランチャーとしても機能しないのは明らかだった。
立っているのがやっとである。

「ちっ、しぶとい野郎じゃのう!」

左腕と右脚を失うという、リスクを負ったイチかバチかの攻撃にも耐え抜いたラ=グース。
友奈は戦意こそ失っていないものの、少々驚きを感じていた。
一方のラ=グースは、よろめきながら立ち上がった。
そして、やや冷静さを取り戻し、友奈に言葉を投げかける。

「ど、どうした人間?負傷したとはいえ、私はまだまだ戦えるぞ。
 それに対し、きさまは左腕と右脚が使えん。そんな状態でこの私に勝てると…」

『うおりゃああああ!ゲッタァァァァァァァァ!スウィィィィィィィング!』

「ぬおおっ!?」

ラ=グースの言葉は、背後から巨大な物体が激突してきた事で遮られた。
物体の正体は、ゲッターエンペラーにジャイアントスイングで投げ飛ばされたウザーラである。
このウザーラは、あくまでバーテックスたちが形態を模倣したものであり、能力までコピーしたわけではない。
そんな紛い物がいくら巨大化したところで、ゲッターエンペラーに太刀打ちできるはずがなかった。


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