20: ◆DAC.3Z2hLk[sage saga]
2018/06/21(木) 02:14:41.30 ID:VRvB94mS0
――ごめん。シュミ悪いよね、こんな話。
美嘉はそう締めくくって、ばつが悪そうに頬を掻いた。
なにせこの年頃の女子の噂だ。
妬み嫉みも当たり前という業界の性質上、そうしたヘンテコな逸話の全てが真実とは限らないなどと百も承知なのだろう。
だけどモデル仲間も信頼している以上、全部がただの風評と切り捨てることもできない……。
ならば本人を見るのが一番いい……と。そういうことは美嘉自身が一番よく考えている筈だ。
「だから正直、アタシ結構びっくりしてるんだ。あのまゆちゃんがウチに来るっていうのもそうだけどさ、
今ここにいるあの子と、友達から聞いた話が噛み合わなくて――――」
「プロデューサーさぁんっ♡」
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