3: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/06/25(月) 23:10:35.86 ID:X9bNGYF40
昼下がりの執務室、業務が一段楽したところで秘書艦の漣と軽口を叩く。
窓を見下ろすと潮が他の艦娘達と花壇のお世話をしているのが目に入った。
しゃがみこんで健気に土を弄る彼女の姿は、何とも可愛らしいものだ。
あれは何時だっただろうか、数人の艦娘たちが鎮守府内の一角に花壇を作りたいと直談判しに来たことがある。
別に断る理由もなかったし、彼女たちが日常で楽しむ事が増えればと思い俺は許可を出した。
その数人の中に潮はいた。後ろの方で控えめについて来ていたが、やはり花が好きらしい。
今では季節になると花壇にはその時折々の花が咲き、とても賑やかになる。
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