40: ◆HfOe.iXJMpHR[sage]
2018/07/12(木) 23:54:24.07 ID:zk8zJS520
雪ノ下が突然褒めて来たのでなんだか照れ臭くなる。
しかし、初めて曲を合わせたにしてはかなり上手くいった。
俺は今まで一人でギターが弾ければそれで満足だった。だが今俺の中にうごめく感情は、それとはもう違ってしまっている。
八幡「なぁ、雪ノ下…その、俺と…」
静「この音は君たちかぁぁぁ‼︎‼︎」
バン‼︎
俺の声を遮るように扉が開け放たれ、中に平塚先生が入ってきた。
八幡「げ、平塚先生…」
雪乃「先生ノックを…」
静「ああ、すまんつい…じゃないだろう‼︎なんださっきの音は⁉︎ジャンジャカジャンジャカ‼︎廊下まで響いていたぞ‼︎」
八幡「マジかよ…」
雪乃「申し訳ありません」
静「はぁ…それで…何をしていたんだね?」
八幡「セッション的なことを…」
静「セッション?」
平塚先生は俺と雪ノ下が持っているギターとベースを交互に見る。
静「なるほど、だからギターとベースを持っているのか。なんだ、案外仲良くやれてるじゃないか。安心したよ」
雪ノ下「別にそういう訳では…」
静「まあいい。そういことなら構わないが、音量はもう少し控えてくれよ。私が怒られてしまう」
八幡「うす」
雪乃「以後気をつけます」
俺たちが頭をさげると平塚先生は扉の方を見やる。
静「ああそうだ。君たちに客人だ。待たせたな。入りたまえ」
なんだ?以来人か?
結衣「こ、こんにちわ〜」
そう言って入ってきたのは、茶髪で尻の軽そうなビッチであった。
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