【ミリマス】P「琴葉、おかえり」【アイドルヒーローズ】
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15: ◆8PvrU9Ob/.[saga]
2018/07/12(木) 12:06:06.36 ID:pg5BsF5j0
3、エピローグ

目が覚めた。

正直、一区切りつけば元の世界に戻ることになるだろう、と考えていたが、そんなこともなかった。

起きて拠点に行く途中でコンビニに寄ると、海美が降ってきた。

P「いたたた」

海美「ごめん、プロデューサー! 下敷きにしちゃった」

P「それはいいんだけど、早くどいてくれ。重い」

海美は一瞬赤くなったかと思えば、「失礼だよ!」と、こちらの頭をこつんと叩いて起き上がった。

P「体の調子はいいのか?」

海美「気を抜くとダメなくらいで、他はいつもの通りかな。プロデューサーを見つけたから」

あっ、と何かに気づいたようにまた赤くなり、今度は下を向いてしまった。

P「海美? どうした?」

海美「…そういや、さ。プロデューサーって、いつも下の名前で呼ぶじゃない?」

P「ああ」

海美「元居た世界、だっけ? そっちではどんな関係だったのかな、って」

P「何だ、興味が湧いてきたのか? 一緒に行く途中で教えるよ」

プロデューサーは意味をなさない肩書になったけれど、ファンとして支えていければいいか。

もう知っていたことはなくなり、予断を許さないけれど、この世界で日常を生きていこう。

アイドルヒーローズと一緒に。


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