【鈍感Pさんと、臆病しゅーこちゃん】
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26:名無しNIPPER[saga]
2018/07/29(日) 22:20:48.81 ID:WeynZiL80
「でもな……やっぱり良いよ」

ゆっくりと体を起こしたプロデューサーさんは、遠慮したような顔をしてて、何故だかそれがものすごくじれったく感じた

せっかくあたしから誘ったのに、このプロデューサーさんはとんちんかんだ。もやもやした気持ちが大きくなっていって、気づけばベッドから飛び出して、ソファの前に立っていた

「お、おい……どうした?」

「どうしたもこーしたもないよ。ほら、こっち」

感情よりも体が動いちゃうってことがあるってことを実感した

「そんなに引っ張るな、脱げるだろ」

プロデューサーさんのバスローブをぐいぐいと引っ張って、あたしはこっちで寝ろとアピールをしてみた

「あー……わかったよ。ベッドで寝させてもらうから」

あたしのぐいぐいが効いたのか、向こうが折れた


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