2: ◆jA.QsgyP6U[saga]
2018/10/17(水) 10:54:18.15 ID:6ojF3e8Z0
~プロローグ~
暗い空、美しい満月の夜だった。
何が皮切りになったのか、先程まで五月蝿いぐらいに鳴っていた銃火器の音も、みんなの声も、一瞬にして静まり返る。
俺はといえば、何が起こったのか全く理解出来ないまま、顔面に硬い土の感触を覚えていた。
「…………」
砂利が口の中に入っても、冷たい地面が体温を奪っても、俺はただ身を任せるだけだ。
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