分別のつかない僕っ娘「要するに、善悪とは主観的なものなんだよ」
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19:名無しNIPPER[sage saga]
2019/02/03(日) 21:24:25.85 ID:akmR/FL90
「でも、困ったわね」
「なんのことだ?」
「信用を得るには、どうすればいいかしら」

顎に手をやって、悪党は熟考している。
すると、大きな胸が中央に寄せられて。
目のやり場に困ってしまい改めて思う。
この美しき悪党は魅力的な女であると。

「あっ」
「な、なんだ!? 俺は何も見てないぞ!?」
「何を動揺しているのよ」
「……別に、なにも」

ジト目で咎められ、シラを切ると、嘆息して。

「別に減るものじゃないし、見てもいいのに」
「な、何のことだか、さっぱりわからん!」
「はいはい。そんなことよりも」
「……なんだ?」
「あなたを信用させる方法を思いついたのよ」

満面の笑みでそう語る悪党は少し可愛かった。


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