8: ◆foQczOBlAI[saga]
2019/03/14(木) 22:53:03.68 ID:cQ0XYiOG0
そして恐れていた時間はやってくる。
「次はー、ふっふっふ、ウィスキーを飲むたい」
「こ、こがたん。別に今日飲まなくてもよくない?」
「いーや、今日飲むと決めたたばい。せっかくだし全部体験したいけん」
こうなったこがたんは誰にも止めることはできないだろう。短くない付き合いでそんなことは全てわかっている。
しかし、わかった上で止めなくてはならない。
なにをしでかすか予想がつかないからではない。こがたんならなにをするか予想がつくから三峰は全力で阻止しなくてはならないのだ。
「こがたん、ウィスキーは少しでいいからね、小さいグラスでちょびちょび飲むのがかっこいいからね」
「え、そうなんー?」
見るとグラス並々のウィスキーが……、遅かったか。
ふにゃふにゃとこがたんの言動はすでに怪しくなっている。
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