喜多日菜子・佐久間まゆ「ユニット名は【ドリームアウェイ】、ですかぁ?」
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11: ◆WZ.cGtUvzg[saga]
2019/03/17(日) 00:46:14.02 ID:PUv0mZcYO
日菜子「失礼します〜」

 控えめにドアをノックすると、中から「はい、どうぞ」の声。

 そっとドアノブを回して開けると、ふわっと香水の香りが鼻腔をくすぐった。

 嫌味にならない程度に淡いその香りの向こうに、一人の女の子が座ってこちらを見ていた。

 ピンク色のワンピースに、髪と手に赤いリボンを付けた少女は、柔らかく笑いかけてくる。

まゆ「話は聞いてますよぉ、ダブルブッキングなんて災難でしたね。さ、中へどうぞ」

 とてもかわいい人だなと、私は思った。

 事務所が違うのであまり詳しくは知らないが、確か自分より歳が一つ上だったはず。

 それでもまだ子供っぽい自分より、数段女性らしさが伝わってくる。

日菜子「はい、お邪魔しますね〜」

 私は後ろ手で、静かにドアを閉めたのだった。


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