御坂「エイジ・オブ・アポカリプス」(改訂版)
1- 20
16: ◆t8EBwAYVrY[saga]
2019/05/05(日) 23:38:01.98 ID:jJ6KVlFL0
エグゼビア「Mr.ファンタスティックが言っていた。君や私達がこちらの世界に存在することは、この世界をゆがめていると」

スパイディ「・・・」

エグゼビア「端的に言えば、運命が変わるんだ。例えば、起こるべきだった事件が起きなかったり、起こるべきでなかった事件が起きたり」

スパイディ「運命・・・」

エグゼビア「悪人が善人になったり、悲劇が回避されたり」

スパイディ(・・・一方通行や麦野達・・・)

エグゼビア「逆も然りだ。本来ならあり得ない悲劇に見舞われたりもする」

スパイディ「身に覚えがあるよ。何度もね・・・」

エグゼビア「それが良いことなのか悪いことなのか、誰にもわからない。だが、自然とは言えないだろうね」

スパイディ「・・・」

エグゼビア「君は本来、この世界には存在しない者だ。自然の流れに運命を任せることが、最善だと私は思うがね」

スパイディ「・・・例えば、隕石が降ってくるとする」

エグゼビア「突飛だね」

スパイディ「隕石を止める力が自分にあるとして、止めるか、何もしないか。どちらが最善だと思う?」

エグゼビア「難問だね」

スパイディ「僕には・・・この街の悲鳴を無視することはできない。教授の言いたいこともわかるけど」

エグゼビア「君は良い人間だ。私には咎める権利などないよ」

スパイディ「やった、教授のお墨付きだ。これからはクレームは全部恵まれし子らの学園長室宛てにしてもらうね」

エグゼビア「ははは、半日で部屋が埋もれてしまうな」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
86Res/78.66 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice