デート・ア・ラタトスク
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6:エミル[saga]
2019/06/13(木) 05:14:44.45 ID:lgqDpcCf0
異界の扉に着くと、そこにはエミルの恋人マルタとテネブラエがいた。


マルタ・ルアルディ
「エミル!会うのは久しぶりだね!!」


エミル・キャスタニエ
「マ、マルタ・・・急に抱きつかないでよ〜///」


マルタはエミルに思いっきり抱きついて頬ずりすると、エミルは頬を赤く染めながら照れる。


テネブラエ
「ラブラブなとこをすみませんが、話をしてもよろしいでしょうか。」


テネブラエに言われると、マルタはエミルから離れた後、ぷく〜と頬を膨らませた。


テネブラエ
「……さて、話なのですが……実は私達センチュリオンの力が何者かのせいによって力が半分失ってしまい、力が思うように出ず、魔物にマナを運ばせる作業がほとんど出来ないのです……そこでお二人にお願いがあります。」


そして、テネブラエは二人にはっきり聞こえるように言う。


テネブラエ
「お二人には別世界に行って、私達の力を取り戻してもらいたいのです。」


エミルとマルタは面を喰らったような顔で驚く。


マルタ・ルアルディ
「それって私達にしか出来ないってこと?」


テネブラエ
「はい。エミル様と私が私達の力を吸収した者から取り出して、その力を結晶化したものを、マルタ様が解放させればいいのです。」


マルタ・ルアルディ
「う〜ん……協力してもいいけど……。」


エミル・キャスタニエ
「でも、その前にどうやって別世界に行くの?」


エミルがテネブラエに質問すると、すぐに返答は返ってきた。


テネブラエ
「この異界の扉を使って行くのです。私達、センチュリオンとリヒターが協力して、何とか別世界に行ける扉が出来ました。行く準備は整っていますね?」


エミル・キャスタニエ
「あ、うん…。」


マルタ・ルアルディ
「分かった…。」


テネブラエは『ウォ―――――ン……』と遠吠えを上げると、異界の扉が激しい光を放つ。


テネブラエ
「さぁ、これで別世界に行けますよ。行きましょう。(がくがく……)」


マルタ・ルアルディ
「じゃあ・・・エミル。離れないように手を繋ごっ♪」


エミル・キャスタニエ
「あ……う、うん。」


エミルとマルタは手を繋いで光の中に入り、テネブラエは体を震わせながら、光の中に入る。


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