工藤忍「悪徳プロデューサー in 弱小プロダクション」
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12: ◆hkPVYE47F2[saga]
2019/07/30(火) 21:22:38.45 ID:L3t9oL6y0
上京してから、あたしは手当たり次第に芸能事務所のオーディションに応募した

期限までにどこかの事務所に所属出来なければ、その時点で諦めて実家の農家を継ぐという約束だったから、大手から無名の弱小まで、色んな事務所のオーディションを受けた

だけどどれも採用までは行かず、諦めかけた事もあったけど、なんとか今の事務所に採用されて、採用通知が来てすぐ結果を両親に報告した
以下略 AAS



13: ◆hkPVYE47F2[saga]
2019/07/30(火) 21:24:29.17 ID:L3t9oL6y0
忍「ていうか、そういう周子さんはこのままずっと空き部屋暮らしでもいいの?」

忍「ここじゃまともな女子寮すら建てられないし、周子さんならもっと大きい事務所でも...」

周子「んー、空き部屋暮らしも悪いもんじゃないし、あたしはあんまり本気でアイドルやりたいわけじゃないしなー」
以下略 AAS



14: ◆hkPVYE47F2[saga]
2019/07/30(火) 21:25:18.79 ID:L3t9oL6y0
忍「と、とにかく!仕事が無くなったなら、プロデューサーに新しい仕事を持ってきてもらえばいいんだよ!」

周子「いやー、あのプロデューサーじゃ無理でしょ」

忍「うぐっ...」
以下略 AAS



15: ◆hkPVYE47F2[saga]
2019/07/30(火) 21:26:03.54 ID:L3t9oL6y0
ちひろ「プロデューサー!その、お疲れさまです...」

周子「...チッ」

心「ちょっとー☆空気悪いぞー☆」
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16: ◆hkPVYE47F2[saga]
2019/07/30(火) 21:26:40.42 ID:L3t9oL6y0
目の前のこの男が、あたし達のプロデューサー

だけどその実態は、アタシ達に毎日のようにセクハラや暴言を吐いたり、仕事をさぼって遊びまわったりする"悪徳プロデューサー"だ

仕事もまともにできず、いつも社長やちひろさんに押し付けてばかりのろくでなし、それなのにクビにはならない
以下略 AAS



17: ◆hkPVYE47F2[saga]
2019/07/30(火) 21:29:05.23 ID:L3t9oL6y0
ちひろ「それで、必要ないというのは...?」

悪徳P「さっき工藤の仕事を一つ貰ってきた」

忍「ほ、ほんと!?」
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18: ◆hkPVYE47F2[saga]
2019/07/30(火) 21:29:50.31 ID:L3t9oL6y0
悪徳P「少しの間男にケツ振るだけでテレビに出られるんだ。良かったじゃないか」

ちひろ「プロデューサー!貴方自分が何言ってるか分かってるんですか!?」

忍「あ、アタシやだよ...アイドルにはなりたいけど、枕営業なんて!」
以下略 AAS



19: ◆hkPVYE47F2[saga]
2019/07/30(火) 21:30:39.29 ID:L3t9oL6y0
心「オイ待てって!!」

悪徳P「忘れるなよお前ら、その気になれば俺はここにいる全員クビに出来るんだぞ?」

悪徳P「親父の会社から圧力だってかけてやるさ、もう二度とアイドルなんて、いや、アイドル辞めたってどこにも就職できないようにしてやれる」
以下略 AAS



20: ◆hkPVYE47F2[saga]
2019/07/30(火) 21:31:33.54 ID:L3t9oL6y0
必死の抵抗虚しく、アタシはずるずると事務所の扉の前まで引きずられていく



忍(なんで、なんでよ!なんでこんな腐った大人に、アタシの夢を壊されなきゃならないの...!)
以下略 AAS



21: ◆hkPVYE47F2[saga]
2019/07/30(火) 21:32:11.55 ID:L3t9oL6y0
???「お邪魔しまーす」ガチャン!

悪徳P「ぶげらっ!?」バコーン!


以下略 AAS



22: ◆hkPVYE47F2[saga]
2019/07/30(火) 21:34:30.25 ID:L3t9oL6y0
突如乱暴に扉が蹴り開けられ、扉の前にいたプロデューサーが勢いよく吹っ飛ばされる

そして開いた扉から、怪しすぎる男が事務所に入ってきた


以下略 AAS



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