白雪千夜「ばー……」
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6: ◆C2VTzcV58A[saga]
2019/08/08(木) 00:26:52.56 ID:6wqhlklP0
ちとせ「んー。まあそれはそうなんだけどね?」

P「うん」

ちとせ「それはそれとして、歯向かわれると屈服させたくなるっていうか?」

P「なんて自分勝手」

ちとせ「にへー♪」

P「キャラに合わない笑い声だ」

ちとせ「アイドル的にはNG?」

P「いや、むしろギャップ萌えを狙えるからいいと思うぞ」

ちとせ「それはよかった」

P「千夜も、今みたいに歯を見せて笑うようなことがあるのかな」

ちとせ「見てみたい?」

P「そりゃあ、見てみたい」

ちとせ「そっか。なら見られるんじゃない?」

P「簡単に見せてくれるとは思えないけどな」

ちとせ「私は見たことあるよ?」

P「いつ」

ちとせ「ふたりきりのベッドの中」

P「………」

ちとせ「小さい頃、だけどね」

P「あ、なんだそういうことか」

ちとせ「今ナニ想像してたの?」

P「微笑ましい光景を想像していただけだが」

ちとせ「嘘ついてもすぐわかっちゃうよ?」

P「嘘はついてない。俺は本当に『微笑ましい光景』と認識しているだけだ」

ちとせ「へー、なるほど。じゃあ許しちゃう♪」

P「よし」

ちとせ「でもまた性癖開示しちゃったねぇ。百合もいけるクチなんだ〜」

P「……ノーコメントで」

ちとせ「あはっ♪ ま、いじめるのはこのくらいにしておいて……あなたが望むなら、きっと千夜ちゃんのいろんな顔を見られると思うよ?」

P「そうかな」

ちとせ「ええ。すぐには難しいかもしれないけれど……あなたがあの子を見つめている限りはね」

ちとせ「あなたは私に魅了されている。けれど、確かに千夜ちゃんのことも見てくれている。正解だったと思うよ、あなたを選んで」

P「選んだのは俺のほうだけどな」

ちとせ「そーいうナマイキな態度が、最近の千夜ちゃんに影響してるんじゃない?」

P「あの子が俺に影響されるなんてことがあると思うか?」

ちとせ「思うけどなぁ。あの子の心、名前の通り真っ白なんだから。案外染まりやすいかも?」

P「白は白でもペンキで塗りたくった白だろう。そうそう簡単に色変わらないぞ」




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