静香「まさか、こんな日が来るだなんて」
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18:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/06(日) 20:38:39.10 ID:T5VGsdE90



――曲が終わった。
一週間の練習の成果をすべて曲にぶつけた静香の顔に浮かんでいたもの……。
それは、笑顔だった。

静香「ち……千早さん、どうでしたか!
あの、私は、えっと……き、綺麗に合ったと思うんですけど……!」

始まるまでの緊張が嘘のように、期待を顕わにして千早の評価を求める静香。
それだけでも、静香にとって今の歌唱がどれほどの手ごたえを感じるものであったかが分かる。
しかしそれも当然、確かに静香は完璧に千早の相手を務めた。
一寸の狂いなく、完璧に千早に合わせていた。
それはまさしくこの一週間の努力の成果が100%出た結果であった。
だが……

千早「……静香、もう一度お願いできるかしら」

静香「え?」


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