北条加蓮「藍子と」高森藍子「お客さんの増えたカフェで」
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21:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:50:03.31 ID:vXF04+8h0
藍子「…………あはっ。駄目ですよね、後ろ向きに考えちゃ」

藍子「来てくれたらいいな、って思わなきゃ。来てくれる相手にも、失礼ですよね」

加蓮「そうだねー」
以下略 AAS



22:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:50:33.43 ID:vXF04+8h0
加蓮「私もそれは不安になってさ。ほら、お昼にドヤ顔で喋ったけど、心では都合良く考えすぎかも……って思ってたんだ」

藍子「……そうだったんですね。わかりませんでした。加蓮ちゃん、すごく自信満々にお話してたから」

加蓮「ふふっ。久々に藍子を騙せちゃったー♪」
以下略 AAS



23:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:51:03.10 ID:vXF04+8h0
加蓮「あの子のこと、私より藍子の方が詳しいだろうけど――でも、私にだって分かることがある」

加蓮「藍子のことが、掛け値なしに好きだってこと」

加蓮「藍子のことが好きな子、って考えたらさ。根拠もないのに信じれるようになっちゃった。きっと藍子の期待に応えてくれる、って」
以下略 AAS



24:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:51:34.52 ID:vXF04+8h0
加蓮「ああもうっ……。涼しいのになんか暑いよ……」

藍子「あははは……。あっ、そうだ。ちょうど1枚書けましたし、私ちょっとお風呂に入って来ますねっ」

加蓮「うんうん、それがいいよ。それがいいね」
以下略 AAS



25:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:52:03.79 ID:vXF04+8h0
加蓮「……」ボー

加蓮「……」

加蓮「あ、そうだ。漁ってやろー♪」スクッ
以下略 AAS



26:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:52:33.59 ID:vXF04+8h0
藍子「加蓮ちゃん」

加蓮「い……いやー藍子ちゃん? お風呂はゆっくり浸からないと駄目だよ? ほら、美肌とか疲労とか気にしないとって、事務所の大人もよく言うし?」

藍子「加蓮ちゃん!!」
以下略 AAS



27:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:53:03.40 ID:vXF04+8h0
――4日後 握手会会場――

<ザワザワ
<ザワザワ
<こっちオッケーでーす
以下略 AAS



28:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:54:08.32 ID:vXF04+8h0
加蓮「あのね? 私はただの、藍子のプロデューサーさんがねじこんだスタッフの1人で、
藍子の知り合いだけど密かに藍子のアイドル活動が気になってて、
ファンとして握手会に参加するのはちょっと抵抗があるけど1回だけでいいから来てみたくて、
普段バイト漬けだからこういうのに慣れてるから大丈夫だろうって紛れ込ませてもらった一般人の子。いい?」

以下略 AAS



29:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:55:03.27 ID:vXF04+8h0
加蓮「ただでさえ周りから変な扱いされかねないのにこうして藍子と喋ってたらスタッフさんも不審に思って、」キョロキョロ

<マッタリ
<マッタリ
<ユルフワー
以下略 AAS



30:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:55:33.52 ID:vXF04+8h0
……。

…………。

<あと10分でーす
以下略 AAS



31:名無しNIPPER[sage saga]
2019/10/19(土) 19:56:03.67 ID:vXF04+8h0
藍子「バレないようにするために、でも分かりやすい呼び方……。う〜ん……。何か、いい名前ってないかなぁ……」

加蓮「で、藍子は藍子で何真剣に考えてんの……」

藍子「木を隠すなら森の中、ですよねっ。逆に、"カード"とだけ呼ぶのはどうでしょう。他のカードは、"メッセージカード"って呼ぶようにすればっ」
以下略 AAS



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