10: ◆wsnmryEd4g[saga]
2020/01/19(日) 22:33:16.48 ID:NMxnreKf0
響子「まあ結局それは奈緒さんと加蓮さんがフォローしてくれて大事にならずに済んだんですけど」
卯月「そうだったんだ。全然気付かなかった」
美穂「でもあの後も響子ちゃん呼び出されてたよね」
響子「はい。裏で凛さんに恫喝されてました」
卯月「う゛ぇえ!? ど、どゆこと?」
響子「人気のない場所に呼び出されて『卯月からプレゼント貰ったよね? 正直どう思ってるの』って」
美穂「こわーい」
卯月「こわくないよ! ただの質問じゃん!」
響子「もう私びびっちゃって、何も言えずに黙っちゃったんですよ」
卯月「いや、凛ちゃんに限ってそんな脅すような真似……」
響子「そしたら凛さんが『やっぱり。あのプレゼントはちょっとどうかと思うよね。私から卯月に言っといてあげる』って」
卯月「え?」
響子「『P.C.Sの名前が彫られたマトリョーシカなんて貰っても反応に困るよね』って言われて、私なんて答えたらいいか分からなくて……」
卯月「え? ちょっと待って、凛ちゃんがそう言ったの?」
響子「はい。『わたしもたまに卯月のセンスについていけないこと、あるんだよね』とも言ってました」
卯月「いいじゃんマトリョーシカ! かわいいじゃん!」
響子「あれ、最初は冗談だと思ってました」
美穂「私も」
卯月「ひどい!」ガーン
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