15:名無しNIPPER
2020/02/04(火) 01:05:59.11 ID:WiWOK0yq0
礼を言うととても嬉しそうに頷いて、寮の奥へと歩いていく。
みんなが使う広間。
そこおいてあるホワイトボードには『今日の主役!』とデカデカとボクの名前が書いてあって。
思い思いのメッセージが名前を囲むようにして描かれている。
その一つ一つが読めば誰が書いたかなんて一目瞭然で、つい口元が緩む。
16:名無しNIPPER
2020/02/04(火) 01:07:41.18 ID:WiWOK0yq0
朝日が入り込む広間で二人でメッセージを読みながらみんなが起きてくるのを待つ。
何もないし、今日は学校だ。授業もあればレッスンだってあるだろう。
でも祝ってくれる友人が隣にいて、この先もまた増えてくれるなら。
やっぱり今日は特別な日なのだろうと思える。
17:名無しNIPPER
2020/02/04(火) 01:08:43.62 ID:WiWOK0yq0
メッセージの主がどんな言葉をくれるだろうと考えていると。
蘭子がボクの肩を叩いて、少し照れ臭そうに。
「バ、バレンタインの練習で……チョコケーキがあるから。みんなが起きる前に……誕生日ケーキ……一緒に食べよ?」
18:名無しNIPPER
2020/02/04(火) 01:12:27.97 ID:WiWOK0yq0
というわけで間に合わなかった飛鳥誕生日SSでした。
誕生日って特別な感じしていいですよね。
でも他の人からすると日常なんです。
依頼だしてきます。
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