【デレマス】夢見りあむの、尊さについて。
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27: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2020/02/10(月) 01:11:25.31 ID:CDwt0mRk0

 もちろん敵もそのぶん多い。歌が下手、踊りがださい、ビジュアルがくそ。炎上狙いの一発屋ってのはかなり近いところを指摘しているとは思ったけれど。

 そうして、三位。
 三位。
 三位だってさ!

 ぼくは決して歌はうまくない。踊りだって、よくて中の下か中。顔は、まぁ悪くはないかもしれない。スタイルは、腹と足回りの贅肉を見ないふりすれば、合格点だろう。
 けれど知っている。アイドルオタクのぼくは知っている。こんなアイドルは掃いて捨てるほどにいて、下から数えたほうが全然早くって、世界にはもっときらきら輝く、愛と夢と希望をもたらしてくれる、知られるべきアイドルたちが沢山いるってことを。

 どいつもこいつも何を見ているのか。

 スマホのアラームが鳴り響いて、布団のなかでもぞもぞと音を消す。そのまま五分ほど半覚醒の心地よさを味わったのち、スケジュールを確認。今日はバラエティの撮影がある。芸能人がクイズに答えていくだけの、つまらない番組。ぼくは一度も見たことない。
 タクシーチケットは出るから、そんな身分になったから、慌てて電車に乗ることは少なくなった。まだ、もう少し、惰眠を貪っていられる。




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