高峯のあ「牛丼並……玉子とみそ汁もつけて」
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97:☆3/5 ◆AL0FHjcNlc[sage saga]
2020/03/30(月) 23:23:32.06 ID:pVyNxzTm0

時子「上に行けば行くほど、本人にしかわからない悩み・苦痛が立ちふさがるわ」

時子「それを知らない訳では無いでしょう。元子役」

泰葉「そ、それは……」

のあ「悔しさを感じていないと言えば嘘になるけれど、それでも私は、素直に応援したい」

のあ「彼女に寄り添えるのは、私なのだから」



───貴女も一人じゃないよ

───頼ってくれるなら、周りは全力で応えてくれるから



のあ「………」

泰葉「Eランクからは、仕事の量が一気に増えてきます」

泰葉「楓さんは飄々としてますけど、それでも不安な事が増えてくるはずです」

泰葉「高峯さんの言うとおり、誰かが、どこかが、心と体の拠り所として必ず必要になってくる」

泰葉「私達がそうなってあげられると良いんですが……」

時子「……ハァ」

時子「辛気臭い。場末の廃墟でもまだ落ち着くわ」

時子「泰葉。楓は貴女と違って表と裏を使い分ける演技力もないだろうけれど、それほどストレスを溜めこむ性格とも思えないわ」

泰葉「私もそんな演技力なんて大層な物はないですよ。この業界の経験が少しばかり人より長いだけですから」

時子「あら、そうかしら」

時子「ここが火事になった際、駆けつけた貴女の目に光る涙はまさに迫真だったわよ」

泰葉「あれはもう本当に、二人には懲りて貰おうと思って………」

時子「………」

のあ「………」

泰葉「………」


















のあ「ソ、そうなの……?」

泰葉「ちちち違いますよ!!?? ほ、本当に心配したんですからあの時は!!!!!」

───ピンポーン!


泰葉「あ! あ!! 楓さんですよホラ!!!」ガタッ

のあ「泰葉、私はもう少し貴女の話が聞きたい」




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