ナナチ「ちょっと席を外すぜ」ボンドルド「おやおや……うんちですか?」
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13:名無しNIPPER[sage saga]
2020/05/06(水) 22:14:30.37 ID:cyYcc38fO
「実に素晴らしい冒険でしたね、ナナチ」
「アホか。なにが冒険だよ。くだらねー」

あの後、尻を洗ったオイラはまたボンドルドに肩車をして貰って、深界五層を散歩した。

「見てください、ナナチ。階層中央の光を」
「きれーだな」
「あれが黎明の光です」

五層の中心には光の柱があって美しかった。

「まるであんたの仮面みてーだな」
「おや? 嬉しいことを言ってくれますね」
「別に見たまんまを言っただけだっての」

肩車をしているし、そもそも縦に光の線が入った形状の仮面をつけているボンドルドの表情を窺い知ることはできねーけど、わりと本気で嬉しそうだった。

「愛してますよ、ナナチ」
「はっ。うるせーよ。よくもその狭い隙間からそんなデカいもん吐けたもんだぜ」
「おや? おやおや。狭い穴から大きなものを出したのはナナチですよ。大変立派でした」
「う、うるせーなぁ! 言うなよぉ〜〜っ」

あれはまだ。オイラが奴に憧れていた頃。

「ナナチは本当に、かわいいですね」

ボンドルドのことをわりと、好きだった。


【メイドインア○ス 〜ナナチのウンチ〜】


FIN


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