キャプテン・アメリカ「モテない童貞くんの悩みを聞いてあげてください……?」
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8:名無しNIPPER
2020/08/07(金) 18:37:50.53 ID:Y0oQ9FMM0
second chapter 相談者:鉄男くん(仮名)



キャップ「お待たせしたね。君が次の相談者かな?」

鉄男「んあー。どうもどうも、お会いできて光栄だよ」

キャップ「こちらこそ。それで、君はどんな事で悩んでいるんだい?」

鉄男「いやいや、別に悩みなんて大袈裟なもんじゃないんだ」

鉄男「だってそうだろう? 見ての通り、僕はとある大企業の社長でね。悩みなんて、指を鳴らすだけで全部解決ってわけさ」

キャップ「そうなのかい? 僕はてっきり……ここにはその、女性関係の悩みを抱えた男子が集まっていると聞いたものだから……」

鉄男「いいだろうキャプテン。君の疑問にお答えしよう」

鉄男「確かに、僕は今まで女性との交際経験はない。でも勘違いしないでくれよ? それは彼女が出来ないんじゃない。作らないだけだ」

鉄男「僕ほどの勝ち組になると、そこいらの凡人みたく焦って経験を積むような見苦しいマネは必要ないってわけ」

鉄男「僕がその気になれば、女なんていつでも吐いて捨てるほど寄ってくるんだからね」

キャップ「ほぅ。まぁいいだろう。そういう事にしておくよ」イラッ

キャップ「それで? まだ僕の疑問は解消されていないんだが」

キャップ「女性に不自由していないはずの君が、いったいなぜこの場にいるんだい?」

鉄男「ほらな? 凡人はそうやって結論を急ぐんだ。まったく嫌気が差すね。もう少し会話を楽しもうじゃないか」

キャップ「生憎だが、この後にも相談者が控えている。用がないなら次に譲って貰えないか」

鉄男「やれやれ、いいだろう。白状するよ」


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