【アズレン】指揮官「ガスコーニュの感情抑制モジュールを切り替えてみる」
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3:名無しNIPPER[saga sage]
2020/11/10(火) 17:04:19.56 ID:d0S9rUQTo
その日から、彼女の開発に心血を注いだ。

早く彼女に逢いたかった。

欲を言えば、彼女がヒトとして生を受けて初めて瞳に映す「ダレカ」が自分だったらいいなと思った。


4:名無しNIPPER[saga sage]
2020/11/10(火) 17:08:04.67 ID:d0S9rUQTo
そして開発が完了した。

待ち焦がれた瞬間だった。

彼女を思い、無限と錯覚するほどの時間を超えた。
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga sage]
2020/11/10(火) 17:12:02.11 ID:d0S9rUQTo
しかしそれは、些細な問題でしか無かった。

彼女は「カンジョウ」を知らないだけだ。

焦らなくていい。
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga sage]
2020/11/10(火) 17:17:06.23 ID:d0S9rUQTo
ガスコーニュ「ガスコーニュ、ただいま帰投した」
 
指揮官「おかえり。怪我はない?」
 
ガスコーニュ「うん、平気」ニコッ
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga sage]
2020/11/10(火) 17:22:39.06 ID:d0S9rUQTo
指揮官「よし、報告頼む」
 
ガスコーニュ「はい。今回の出撃では……」
 
指揮官「(彼女の右手薬指には指輪が嵌められている。無論、俺も同じ指輪を嵌めている)」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga sage]
2020/11/10(火) 17:28:52.19 ID:d0S9rUQTo
ガスコーニュ「ねえ主(メートル)、あのね……」モジモジ
 
指揮官「ん?」
 
ガスコーニュ「ガスコーニュ、出撃頑張った。だから……少しおしゃべりしても、いい?」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga sage]
2020/11/10(火) 18:19:38.63 ID:d0S9rUQTo
ガスコーニュ「主、お砂糖はいくつ?」
 
指揮官「ひとつで」
 
指揮官「(モジュールを切り替えれば、昔のような反応になるのか?)」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga sage]
2020/11/10(火) 18:38:19.38 ID:d0S9rUQTo
ガスコーニュ「ところで、給湯室におっきなコーヒーメーカーみたいなのがあったけど、あんな高そうなのいつ買ったの?」
 
指揮官「あぁ、あれなぁ……マインツにせがまれてさ。初めて執務室来た時にインスタントコーヒー出したらすげぇ怒られて。なんだかんだで明石に特注して作ってもらったんだ」
 
ガスコーニュ「あはは、やっぱり高かった?」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga sage]
2020/11/10(火) 18:55:05.10 ID:d0S9rUQTo
ガスコーニュ「お茶冷めちゃう。飲んで飲んで」
 
指揮官「ああ、いただきます」ズズッ
 
ガスコーニュ「ど、どう?」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga sage]
2020/11/10(火) 19:06:46.68 ID:d0S9rUQTo
指揮官「そういえば、お前の感情ってもともとはモジュールで抑制されてたんだよな?あれって今でも切り替えられるの?」
 
ガスコーニュ「切り替えというより、出力を調整して感情を制御する機能だよ」
 
指揮官「操作は自由にできる?」
以下略 AAS



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