【CLANNAD】椋「もうすぐチャイム鳴りますよ。教室に戻らないと」
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1: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:31:53.61 ID:KlEBZU5C0
CLANNADのSSです。開始前にいくつか

・以前にスレ立てしたことあるかもしれないです。探したけど見つからなかったのは内緒。

・藤林姉妹がメインの話となります。


次から開始です

SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:33:57.21 ID:KlEBZU5C0
どうして、こんな状況になっているのだろうか。

椋「………っ」

朋也「………」
以下略 AAS



3: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:35:10.18 ID:KlEBZU5C0
朋也「いや、だから俺は……」

椋「岡崎くんが戻らないのなら、わたしも戻りません」

朋也「………」
以下略 AAS



4: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:36:28.80 ID:KlEBZU5C0
〜〜〜

遡ること一時間前。

授業を受けるのがかったるくなった俺は、最後の授業はバックれることにして休み時間のうちに教室を出て、人気のない部室棟の方へ足を向けていた。
以下略 AAS



5: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:37:49.93 ID:KlEBZU5C0
椋「………」

朋也「………」

それっきり、お互い無言で廊下を歩き続ける。
以下略 AAS



6: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:39:26.80 ID:KlEBZU5C0
朋也「まあ、いいや。んじゃ、俺行くところあるから」

椋「えっ?もう授業始まりますよ?」

朋也「平気平気!んじゃ!」
以下略 AAS



7: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:40:21.82 ID:KlEBZU5C0


寝付いてからどれくらい経っただろうか。

ふと目が覚めた俺は、腕時計に視線を落とす。
以下略 AAS



8: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:41:11.13 ID:KlEBZU5C0
椋「……………」

朋也「………いや、黙るなよ」

椋「ふえっ!?おおおお起きてたんですかっ!?」
以下略 AAS



9: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:42:36.42 ID:KlEBZU5C0
朋也「……あのな、委員長」

椋「は、はい」

朋也「今俺が呼んだ通り、お前はクラス委員長だよな?」
以下略 AAS



10: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:43:58.14 ID:KlEBZU5C0
朋也「いや、違うぞ?別に怒ってるわけじゃなくてだな」

椋「えっ、怒っていないんですか?」

朋也「なぜそこで意外そうにする」
以下略 AAS



11: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:44:55.39 ID:KlEBZU5C0
朋也「そもそも連れ戻す気があるんだったらなんで寝てる俺の隣に座ってたんだ?」

椋「気持ち良さそうに寝ていたので、起こすのは気が引けてしまって……」

朋也「………」
以下略 AAS



12: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:46:20.35 ID:KlEBZU5C0
さて、この状況どうしたものか。

とりあえず話は終わった。委員長は俺を連れ戻すまでここにいるつもりで、俺は戻る気はない。

時刻を確認すると、まだ10分以上も時間がある。
以下略 AAS



13: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:47:10.41 ID:KlEBZU5C0
〜〜〜

そんなこんなで今に至る。

放課後となった廊下を歩く俺に、その後ろを申し訳なさそうについてくる委員長。
以下略 AAS



14: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:48:27.48 ID:KlEBZU5C0
朋也「実はな、春原に脅されてるんだ」

椋「す、春原くんにっ?」

朋也「ああ。『僕と一緒に授業をサボらなきゃ、お前をいじめるぞ!』……てな」
以下略 AAS



15: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:49:46.76 ID:KlEBZU5C0
椋「そ、そんな……最低です、春原くん……」

声のトーンが幾分か落ちた。それに心なしか震えてる。

チラリと委員長を一瞥すると、涙目になっていた。
以下略 AAS



16: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:51:09.36 ID:KlEBZU5C0


HRが終わると、委員長が担任と一緒に教室から出て行った。

恐らく、6限目の授業にいなかったことについてだろう。
以下略 AAS



17: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:52:15.17 ID:KlEBZU5C0
〜〜〜

委員長が戻ってこないまま、10分が経過してしまった。

朋也(遅いな……もしかして、がっつり怒られたりしてんのかな……)
以下略 AAS



18: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:54:12.35 ID:KlEBZU5C0
杏「まあ、別にあんたのことなんてどうでもいいわ。それより、椋どこに行ったのか知らない?」

朋也「藤林なら、帰りのホームルーム終了と同時に担任に連れてかれたぞ」

杏「えっ、椋が?何かあったのかしら……」
以下略 AAS



19: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:56:02.16 ID:KlEBZU5C0
朋也(もう帰っちまおうかな……)

面倒くさくなり、そう思い始めた頃、

椋「……あれ、岡崎くんにお姉ちゃん?」
以下略 AAS



20: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:57:12.48 ID:KlEBZU5C0
椋「ちょっと、具合が悪くて、6限目はお手洗いにこもってて……そのことで、呼び出されてただけだよ、そう」

朋也「………」

まあ話の筋は通ってるが、女の子ともあろうものがお手洗いにこもっていたなんて言うのはいかがなものだろうか。
以下略 AAS



21: ◆/ZP6hGuc9o[sage saga]
2020/11/30(月) 22:57:57.37 ID:KlEBZU5C0
杏「………っ?」

ふと杏が目を見開いて、俺の顔を一瞥すると何やら考え始めた。

まさか……感付かれた……?だとしたら俺の身が危うい。
以下略 AAS



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