サイタマ「先公は引っ込んでろよ」ぬ〜べ〜「生憎、仲間を見捨てては置けなくてな」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2020/12/31(木) 21:23:11.03 ID:IyzTPP2HO
「今日は転校生を紹介するぞ! 入りなさい!」

D守小学校、5年3組。朝のSHRにて。
担任教師に促され、転校生が教室の扉を開く。
グルグルの髪の毛が特徴的な女の子である。

「さあ、みんなに自己紹介をしてごらん!」
「私はタツマキ。戦慄のタツマキよ」

少女の名はタツマキ。歳は28。
戦慄のタツマキと、人は呼ぶ。
ヒーローランキング2位のS級ヒーローである。
とはいえ、この地にその異名は轟いておらず。

「よし! みんな、仲良くしてあげるんだぞ!」
『はーい!』

教師の言葉に素直に返事をする生徒たち。
ここは小学校であり、当然皆、幼い顔つきだ。
そんな中にひとり28歳の成人女性が混ざっているにも関わらず、違和感はあまりない。
何故ならばタツマキは童顔だからである。
付け加えると、極めて幼児体形でもあった。

「ふん。若々しくて悪かったわね」
「ん? どうした、タツマキ。先生に何か質問があるのか? よーし、なんでも聞いてみろ!」

思わずセルフツッコミを入れてしまったタツマキに、お節介な担任教師が甲斐甲斐しく世話を焼いてきたので、仕方なく不明な点を尋ねた。

「私の席はどこ?」
「ああ、そうだ。恭子、案内してやってくれ」
「はーい! こっちよ、タツマキさん」

恭子というおさげ髪の女生徒に案内されて、タツマキは彼女の隣の席に腰を下ろした。


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