狐娘「妾は老いることも死ぬこともないケモノじゃ」
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12: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/05/15(土) 02:55:38.31 ID:mXZF2/3A0
男「……」
男(見た感じ、所々古びてるから最近建てられたわけでもなさそう。こんな目立たない場所にあって、参拝のお客さん来てくれるのかな)
男(というか全く知らないところに出たってことは、もしかしなくても…)
男(迷った…)
男「ど、どうしよう」
男(先に進もうにも道っぽい道は見当たらないし……元来た道を戻る?結局無駄足になっちゃうけどそれしかないよね)
ヴー
男(? LINE、姉さんからだ)
幼馴染『男ー、ちゃんと買い物終わった?そっちで買うやつ結構重いみたいだから押し潰されないようにね〜( ̄∀ ̄)』17:32
幼馴染『私は今帰ってきたとこ!早くしないと寂しくて死ぬ!』17:32
幼馴染『(待機中のスタンプ)』17:32
男「……」
男『ごめん。道に迷っちゃって』17:33 既読
男(こんなの絶対またからかわれるよね…)
ヴー、ヴー
男「!」
男「…もしもし」
幼馴染『今どこにいるの!?』
男「!? えと、神社の」
幼馴染『神社!初詣に行ったとこ!?それとも隣町の!?』
男「違くて…!人工林の中にある神社で…!」
幼馴染『あそこに神社…?』
幼馴染『とにかく人工林の中なのね!?迎えに行くからそこから動かないで!』
男「あ、姉さん!……切れた」
男「迎えにくるって、こんなとこ分かるのかな」
男(姉さんも神社のことは知らないみたいだったし)
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