ジャンヌ・ダルク「少し席を外しますね」ジル・ド・レェ「うんこですかな?」
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/23(木) 23:33:42.52 ID:H9cwANIEO
「フハッ!」

ぶぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぴゅぅ〜っ!

「フハハハハハハハハハハハハッ!!!!」

罪を犯す瞬間というのはやはり震えますね。

「ああ! ああ! ジャンヌ! やはり神はいます! ほらそこに! すぐそこに! 神が!! 神の御意志! 奇跡! 私の眼前に糞の泉が!!フハッ! フハハハハハハハハハハッ!!!!」

汚いですよ。黄金色の噴水と言って欲しい。

「ふぅ……おや、ジャンヌ?」
「お帰りなさい、ジル元帥」
「私は……いったい……?」

ひとしきり哄笑して愉悦という名の大罪を犯したジルはまるで憑き物が落ちたかのような清々しい面持ちでこれまでのことを全て忘却したようでした。彼の罪は赦されたのです。

「何か、素晴らしい鮮度の歓喜を……」
「満たされましたか?」
「ええ、そうですね……はい、存分に」

ジルの姿が消えていく。思い残すことはもうないらしい。少し悲しくて、寂しく思う。
もう共に罪を背負ってくれる彼は居ない。

けれど。安心してください、ジル元帥。

ガチャッ。

「わっ! ルーラー、漏らしちゃったの??」
「ルーラー、大丈夫か?」

こうして漏らしてしまった私にもこうして優しく手を差し伸べてくれる人が居てくれる。
ジーク。あなたになら、あなたの1番になれるのなら、面白おかしく出来過ぎた登場人物50億人の大河小説を休まず書き続けているシェイクスピアの悲劇だって乗り越えてみせます。

だってほら、漏らしたあとでも、私の心は。

「マスター、またトイレデートしようね」
「こ、今度は私ともお願いしますね……」

アスカトロルフォになんかに負けたくないと燃えています。


【Fate/Apocrypフハッ】


FIN


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