ジャンヌ・ダルク「少し席を外しますね」ジル・ド・レェ「うんこですかな?」
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7:名無しNIPPER[sage saga]
2021/09/23(木) 23:25:01.74 ID:H9cwANIEO
「あなたを追い詰めた責任は私にあります」

まずはこの場を収めるのがルーラーの務め。

「すぐに戻って来ますから。謝罪なら、その後いくらでもするので待っていてください」
「ジャンヌ……それほどまで便意が」
「ジル!? いい加減にしてくださいっ!!」
「ふむ。いい加減に便意が高まっていると」

私だって怒ります。キレ散らかす時もある。

「黙って見送ってくれてもいいでしょう!」
「しかし、あなたは帰って来なかったので」
「すぐ戻りますから! 帰ってきますから!」

そう確約するも、ジルはなかなか納得せず。

「しかしジャンヌをひとりにするのは……」
「何を馬鹿なことを。私はもう19才ですよ」
「まだ19才です。あなたは永遠の少女です」

偶像崇拝にも程がある。そしてジルは閃き。

「そうだ! 最初からこうすればよかった!」
「あまり訊きたくありませんが……」
「なぁに、簡単なことです。不肖この私、ジルがジャンヌの脱糞を見届けましょうぞ!」
「神よ……どうか、血迷えるジルに救済を」

祖国よりも先に彼を救うべきだったらしい。


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