6: ◆rBZosM0CJQ[sage]
2021/12/05(日) 16:57:53.54 ID:7MChFvx70
傭兵「......」
爺「何やら腕の立つ者が欲しいと?」
女「は、はい...もしかして心当たりが?」
爺「もちろん。ワシのとこに住んでおる倅じゃ。腕は保証しますぞ」
女「倅ですか...」
傭兵「やめときな」
女「え?」
爺「ほお...」
傭兵「そのジジイ、ここら辺じゃ有名でな。良い噂は聞かねぇ。なんでも男女構わず島に連れて行ってはそいつら帰ってこねぇらしい」
女「え...」
爺「そんなのただの噂です。ワシはそんな事はしておりません」
傭兵「どうだかな」
女(ど、どうしよう...)
爺「ふむ、仕方ないですな。ワシは明日の朝に港から出ます。もしお話に興味があれば、どうぞおいでください。それでは」トボトボ
女「明日の朝...港から」
傭兵「悪い事は言わねぇ、別の奴を当たれ」
女「...もしかして、心配してくれてるんですか?」
傭兵「馬鹿が。勇者の娘ってのをあの爺のとこにノコノコ送り出したら夢見が悪いだけだ」
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