【シャニマス】摩美々「事務所対抗サッカー大会?」
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11:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 11:46:18.76 ID:+TIzlW0iO
「どうせ、他の子の心配してるんでしょー?」
「…果穂がやられるくらいならアタシがいく」
放クラのこの熱さが摩美々は苦手だった。けれど、この甘さは嫌いじゃない。どことなくアンティーカを思い出すから。
「まーまー、任せてよー」
「お前なぁ…大丈夫なのかよ…?」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 11:48:24.96 ID:+TIzlW0iO
「ね、ねえ、摩美々ちゃん…?」
「んー?どうしたのー?」
「…大丈夫かな?」
「大丈夫ってー?」
「その…恋鐘ちゃん」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 11:48:52.60 ID:+TIzlW0iO
「大丈夫ー、恋鐘はうちのリーダーだからー、ね?リーダー?」
「うぐっ!?も、もちろんばい!大船にのったつもりでおりんひゃい!」
「いやいや、めっちゃ緊張してるじゃん!?まみみんもワザとそんなプレッシャーかけるようなこと言わないの!」
「恋鐘、君を信じているよ」
「ひゃい!?」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 11:49:20.32 ID:+TIzlW0iO
「ねーねー、果穂ちゃん」
「はい!あさひさん!何でしょうか!!」
「ちょっと面白いこと考えたんだけど…」
少し離れたところではあさひが果穂に話しかけている。
「えぇ!?そ、そんなことやったら…」
以下略 AAS



15:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 11:49:51.70 ID:+TIzlW0iO
「ね!やろうよ!こういう作戦ってヒーローっぽいでしょ?」
「はっ!た、確かに…先週ジャスティスブラックとホワイトが同じようなことを…」
こうして果穂はあさひの悪巧みに巻き込まれる。実は仲の良い二人だが、果穂があさひに流されるのはこれが初めてのことだった。いつもならばこの辺りで冬優子が止めにくるからだ。今回に限って止めに来なかったのは何故なのだろうか。


16:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 11:53:36.51 ID:+TIzlW0iO
「「「よろしくお願いします」」」
選手が整列し、いよいよ決勝戦の試合が始まる。
「悔いのない試合をしましょう!」
「ふん…」
夏葉が差し出した手は対戦相手のアイドルには受け取られずに空を切る。
以下略 AAS



17:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 11:54:21.95 ID:+TIzlW0iO
「ここにいるよりお見舞いに行った方がいいんじゃないの?」
「あら?どうしてあなたが樹里が怪我をしたことを知っているのかしら?」
「あっ…」
ニコニコと笑みを絶やさない夏葉の目にはしっかりとした敵意と闘志が燃えている。
「樹里が何もない階段から落ちるはずがないもの」


18:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 11:54:51.08 ID:+TIzlW0iO
「くっ…なんだよ、うちらがやったていいたいのか?」
「いいえ、そんなことはどうでもいいの。だってもう決まってるもの」
相手に背を向け、グローブをはめ、自陣のペナルティエリアに向かいながら夏葉はこう続ける。
「この大会の得点女王は樹里よ。だって私が一点も入れないもの」
「…」
以下略 AAS



19:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 11:55:55.68 ID:+TIzlW0iO
「よろしくばい!」
「よろしくお願いしまーす?」
恋鐘があいさつしたのは、相手チームで一番売れているアイドルだった。
「あの〜恋鐘さん、大丈夫ですかぁ?」
「え?何が…」
以下略 AAS



20:名無しNIPPER
2022/05/05(木) 11:58:36.67 ID:+TIzlW0iO
「う、うちは…はぐっ」
「あー、大丈夫ですかー?」
緊張で脚が震える。こけた姿を嘲笑うかのような笑みを浮かべる相手が怖くて仕方がない。
「ほら、立てるかい恋鐘」
「しっかりしてよー」
以下略 AAS



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