【艦これ】提督「鎮守府が罠だらけ?」ニコ「その3だよ」【×影牢】
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543: ◆EyREdFoqVQ[sage saga]
2024/05/20(月) 22:10:32.00 ID:2Z+U+lOLo

提督「それが、俺たちの鎮守府に入ってもらったとき、俺たち人間の住処に近い鎮守府で暮らすようになってる。そこが変化点だと思うんだ」

提督「飯を食って、口で話し合って、布団で寝て。そうして人の気持ちを理解し、人の生活に触れて、人との関わりを思い出し……」

提督「人の心を知った結果、自分のルーツとなる艦の存在を思い出し、その姿に変貌した、と考えられそうなんだよな。俺の私見だけどよ」

X大佐「確かに、こちらに話しかけてくる深海棲艦は、姫級や鬼級といった、まとめ役の深海棲艦ばかり……」

提督「おそらく、人を理解し、思い出したからこそ、声を発するに至ったんじゃねえか?」

提督「特別海域の連中は、その方向性がちっとばかし人間に対する憎悪に偏りまくってる、とかな」

H大将「……」

朧「……なんだか、今の話を持ち帰ってもらったら、交渉役より研究者がいっぱい来そうじゃないですか?」

提督「うげっ……! そいつは勘弁してほしいな」タラリ

H大将「そこは大丈夫だろう。生きた深海棲艦を相手に研究したがる命知らずなんて、いないはずだ……多分」

朧「多分ですか……」タラリ

H大将「とはいえ、深海棲艦がパワーアップすると言う情報は、海軍としてみればあまり喜ばしくない情報だな……」

X大佐「そうは仰いますが、深海棲艦が強くなる理由のひとつが明確になったとすれば、十分有益な情報です」

X大佐「それに、提督とここの深海棲艦たちは話が通じないということではないようですから、必要以上に恐れる必要はないはずです」

X大佐「むしろ、人間の生活習慣を知ってもらっているのなら、人との対話にプラスの影響を及ぼすとも考えていいのではないでしょうか」

H大将「希望的観測ではあるが……提督と友好関係を結べているというのなら、まだ悪い情報とは言い切らなくても良いか」


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