過去ログ - 上条「まきますか? まきませんか?」
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10:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage]
2010/03/20(土) 16:12:56.15 ID:2Z2/dwEo

 警戒をまったく緩めない少女に肩を竦めるセーラー服。次いで、顔をいまだ倒れ伏したオッドアイの方に向け、

「蒼星石、大丈夫かしら?」

 と、言った。

「・・・く・・・は、い・・・マスター・・・」

「!」

 その声に応じて僅かに身じろぎするオッドアイ。

 少女は慌ててそちらに視線を向けるが、セーラー服への警戒を緩めるわけにはいかない。

 対するセーラー服はそんな少女の様子をまったく意に介していないように、言葉を続けた。

「いいわ。少し休んでなさい。この女はワタシがなんとかするから」

「はい・・・もうしわけ、ありません・・・」

 オッドアイは言葉を返し、そのまま力つきたように再び動かなくなった。

「・・・・・・」

 少女の両目がセーラー服に向く。

 オッドアイがしばらく動けないのは間違いなさそうだ。 

 だったら、いまのうちにこいつを倒してしまえば・・・

 少女の腰が僅かに沈み、拳が握り締められた。


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