過去ログ - 一方通行アゲハ霊夢「GANTZ……?」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/02(水) 00:16:02.46 ID:n+11PAlk0
一方「オイオイ、誰も助ける気ないンですかァ!?」


 周囲の人間は驚きと侮蔑の混じった顔を彼に向ける。
 一方通行は心の中で悪態を撞きながらも、手の鞄から鋏を取り出した。

 それを線路上の馬鹿に投げつける。

 ズブッ、という音とともに酔っ払いが痛みで目を覚ました。


酔っ払い「うっ、ぎゃぁぁぁ!! なんだ、なんだ!?」


 周囲は意味を理解出来ていないような困惑の声を上げる。そのなかで一人、一方通行は声を上げた。


一方「オイ、そこのテメェ。これ以上そこにいるってンなら俺は電車を止める。その際数千万円がテメェに降りかかるわけだが、どうする?」


 あくまで冷徹に。いい人にみられないような台詞を吐く。
 一方通行は他人に善意を払わない。代わりに、善意を払われることも無い。

 事実これは効果があったようで、酔っ払いは瞬きを数回した後、急いで線路から飛び出た。

 少し経ち、アナウンスが響く。周囲の奇異な視線は消えてなかったが、それを気にすることはない。
 どうせこの見た目でまともに見られたためしは無い。そう割り切って、電車を待っていた。



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