過去ログ - 上条「約束したよな?例え地獄の底でも、お前を ――― 」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/07(月) 22:56:30.90 ID:OPr6xd7U0

俺は何をしているのかをはぐらかすインデックスに、何処かイラつくことが増えた。

出迎えてくれることが減ったことに、お腹が空いたと駄々を捏ねないことに、部屋の明かりが点いていないことに。

アイツが待っていてくれない部屋なんか、俺は帰りたくないんだと気付いた。

インデックスが家を空けるようになって、二週間が経った。

俺は、自分でもどうかしてるんじゃないかってわかってるけど、ある決心をした。

今日は学校の創立記念日。補習もない。

でも、学校に行くと言って家を出た。そして、物陰からじっと自分の部屋を見る。

アイツが出てくるのを待って。

自分でも何やってるんだと思うが、どうしても我慢できなかった。

アイツが出てきた。意外と早い時間だ。二時間、三時間は粘る覚悟だったのに。

ストーカーみたい、いやストーカーそのものだ。



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