過去ログ - 上条「約束したよな?例え地獄の底でも、お前を ――― 」
1- 20
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/02/07(月) 22:41:59.46 ID:OPr6xd7U0

第一に彼女は可愛い女の子だ。

可愛い女の子と一緒に暮らせて、嫌だって言える野郎はいませんのですよ、上条さんのお年頃では。

俺は別に聖人君主じゃないんだからさ、行く当ても無いだけの厄介者を背負ったりは出来ない。

ムカつくことと嬉しいこと、マイナスとプラスを合わせてプラスになるから一緒にいるだけなんだ。

朝起きて、可愛らしい寝息を立てていた彼女が目をこすりながらにっこりわらって「おはよう、とーま」と言ってくれる瞬間。

トーストを焼いただけの侘しい朝食でも、向かい合って「いただきます」って言うとき。

いってらっしゃい、早く帰ってきてねと手を振って見送られたとき。

不幸のせいでズダボロの満身創痍の疲労困憊で帰ったときに見上げたら自分の部屋から明かりが見えたとき。

子犬のように駆け寄ってきて「おかえりなさい」って言ってくれるとき。

その柔らかい髪を撫でたとき。

用意した夕食を美味しいって言ってくれるとき。

胡坐の上に乗って甘えてくるとき。

皿洗いを並んでしているとき。そして、不意に肘が触れたりするとき。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
699Res/378.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice