過去ログ - 律「Requiem et ReminiscenceⅡ～鎮魂と再生～」 -SS速報VIP

過去ログ - 律「Requiem et ReminiscenceⅡ～鎮魂と再生～」

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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 05:39:32.82 ID:Yu/yljM90
GHOST達の活躍を傍らに、私は澪と憂に悲しい事実を伝えなければならなかった。

私たちの知っている“あの子たち”はもう、この世には存在しない。

いつまでも隠しおおせるはずもない事実。

以下略

23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 05:40:11.15 ID:Yu/yljM90
～第二章　再生、甦る記憶～

（ここは・・・何処だ？

真っ暗で、身動きがとれない。）

以下略

24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 05:40:42.44 ID:Yu/yljM90
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私たちは軍に志願して、ただ戦場で戦い続けた・・・

明日のことなんて全く分からなかったけど、ただこの戦争を生き抜いてやろうと必死に戦い続けた。

以下略

25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 05:41:47.59 ID:Yu/yljM90
さわ子「ゴホン！・・・わが軍は、先のノルマンディー以降、
連合軍に苦戦を強いられているのは知っているでしょう？」

さわ子「戦争とは、駒の数できまるモノ。わかるわね？」

以下略

26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 05:42:20.70 ID:Yu/yljM90
さわ子「考える時間をあげたいのは山々なんだけど・・・事は急を要するの」

さわ子「こうしてる間にも、多くのドイツ国民が苦しんでいるわ」

さわ子「やっぱり東洋人の血が流れる者には理解しがたいのかしらね」

以下略

27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 05:42:51.40 ID:Yu/yljM90
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律（そこからの記憶は、もうない・・・。
私はずっと暗闇の中にいた）

以下略

28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 05:43:24.15 ID:Yu/yljM90
その声に導かれるように、私の目の前には、見たことのある現実の世界が現れ始めた。

時には激しい戦闘を繰り返し、殺戮の限りをつくす・・・

律『誰か・・・誰か私を止めてくれ』

以下略

29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 05:44:14.74 ID:Yu/yljM90
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その家の主は、バンド活動をしていたのだろうか。

家の中には、ギター２本にベース、ドラムにキーボードが揃っていた。

以下略

30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 05:45:11.42 ID:Yu/yljM90
律「違う・・・」

ギターの演奏を止める。

他の2人も私の異変に気づき、演奏を止めて私の顔を見る。

以下略

31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 05:45:55.80 ID:Yu/yljM90
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『澪、今からいう事を、落ち着いて聞いてくれ』

『私は、人間としてこの世には存在していない。』

以下略

32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/02/10(木) 05:46:36.20 ID:Yu/yljM90
その手紙にはいったい何が書いてあったのか。

おそらくは一部始終が書かれていたのかもしれない。

私のついた醜いウソが、彼女に伝わっているかもしれないという不安。

以下略

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