過去ログ - オーキド「そこにモンスターボールがあるじゃろう?」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 21:35:52.42 ID:Hj1BUdYi0
注意*この話には ア ッ ー な表現が多数含まれます。
閲覧の際にはご注意ください。

またこの作品は元はやる夫系で展開しようと思ったものですが
思い直して、再考案したものです。
そのため、やる夫系のノリも多数含まれています。



2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 21:36:20.94 ID:Hj1BUdYi0
その日オーキド博士は悩んでいた。
少し前にポケモン図鑑を完成させるために旅立った二人の少年、
しかし、たった二人の少年がこの世界にいる全てのポケモンを本当に発見できるのだろうか?
そんな事を思いながら、オーキド博士は論文を書いていた。

以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 21:37:26.65 ID:Hj1BUdYi0
マサラタウンに一軒だけある、自動車修理工場。
いままで、その主が不在という事を告げていたシャッターが、
一人の青いツナギを着た男によって開けられる。

「ひゅう、暫く帰らない内に随分と埃まみれになっちまってるじゃないの」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 21:38:32.71 ID:Hj1BUdYi0
オーキド博士の研究所

「よぉ、やってきてやったぜ博士」

「おぉ阿部君か!ざっと3ヶ月ぶりじゃな」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 21:40:10.36 ID:Hj1BUdYi0
「へぇ……ポケモン図鑑ねぇ」

「実は既に、ワシの孫ともう一人少年にポケモン図鑑の完成を頼んでおるのだが……
 いかんせん、二人しかおらん。
 このままでは、図鑑が完成するまえに今より老いぼれてくたばる恐れがあるのじゃ!
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 21:41:36.38 ID:Hj1BUdYi0
つまりは、厄介払いである。
だが、その問題児を阿部に押し付けたのは、ただ厄介払いしたかっただけではない……
長年の勘が、阿部ならどんな問題児でもたちまち手なづけてしまうだろうと告げていたのだ。

「さっそくじゃが、その子にニックネームでもつけてはどうかね?」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 21:44:04.59 ID:Hj1BUdYi0
自動車修理工場

「さーて、だいたいの準備は出来たことだし……
 まずは貰ったポケモンと親睦を深めようじゃないの」

以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 21:45:49.79 ID:Hj1BUdYi0
次の日、阿部はゲッソリとしたやる夫を連れてオーキドの研究所にいた。

「では、これはワシからの餞別じゃ……受け取ってくれ」

阿部はオーキドから120円と捕獲用のモンスターボールを受け取った。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 21:47:17.89 ID:Hj1BUdYi0
トキワシティ

緑溢れる豊かな土地である。
特筆するべきは、最後のジムであるトキワジムと、虫タイプのポケモンが数多く生息する
トキワの森がある事である。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 21:48:35.28 ID:Hj1BUdYi0
トキワシティのとある公園
ここには、夜な夜ないい男達が集まるハッテン場が存在した。

「ひゅう。どうやらもう始めてるようじゃないの」

以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 21:50:28.98 ID:Hj1BUdYi0
「あんたの名前を聞いてもいいかい?」

「俺は阿部高和さ」

阿部高和、その名前を聞いた途端周囲にざわめきが走った。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 21:52:32.15 ID:Hj1BUdYi0
「それじゃあやる夫、お前の出番だぜ」

(こ、こんな所でポケモンバトルをするのかお!?)

「へぇピカチュウなんて、中々可愛らしいのつれてるじゃないの……
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 21:54:32.39 ID:Hj1BUdYi0
ブスッッ!

「おうふッ!?」

阿部が黙ってみている内にやる夫は、相手のワンリキーに貫かれた。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 21:56:38.68 ID:Hj1BUdYi0
「ん、ポケモンバトルっていうのはこういうものなのかい?」

「え?……
 あんたまさか、ポケモンバトルのヤり方を知らないのかい?」

以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 21:57:49.51 ID:Hj1BUdYi0
次の日

「さあて、それじゃあトキワジムっていうのを見てみるとするかな」

前日の宿泊地であるハッテン場を後にした阿部は、トキワジムへ向かって歩いていた。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 22:00:36.63 ID:Hj1BUdYi0
トキワの森
高い木々に囲まれ、太陽の光がほとんど地面に届かない程の場所である。
そのため、常に湿気を帯びている事が原因で、様々な虫ポケモンが生息している場所である。
その中でも危険なのが、毒を持つポケモンである。

以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 22:02:03.63 ID:Hj1BUdYi0
「あー、毒消し買ってくればよかったな」

(か、体が重い……やる夫はここで死ぬのかお?) 状態異常 毒

つい先ほど、阿部はたまたま目の前に飛び出してきた、ビードルとやる夫を戦わせた。
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 22:03:43.55 ID:Hj1BUdYi0
「なあおっさん、ここを通りたければポケモンバトルで勝負だ!」

突然虫取り少年が藪の中から現れ、阿部に問答無用の勝負をしかけてきた。

「面白いじゃないの、やる夫お前の出番だぜ」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 22:04:39.40 ID:Hj1BUdYi0
「ちょwwwwwwwwおまwwwwwwwwwwポケモンバトルに、トレーナーが出るとかwwwwwwww」

「こないなら、こっちからいくぜ?」

「なっ、本当にやるのかよ!くそ、ビードル!」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 22:07:00.15 ID:Hj1BUdYi0
「うっ……」

虫取り少年が気づいた時、そこは阿部に負けたトキワの森ではなかった。
目が覚めた場所はトキワシティのポケモンセンター前。
慌てて財布の中身を確認したが、賞金を取られた形跡はなかったし
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/03/01(火) 22:08:41.89 ID:Hj1BUdYi0
書き溜めが切れたので、一旦終了。

今回はプロローグという事で、あっさり風味に。


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