過去ログ - とある科学者と絹旗最愛
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11:別人 ◆Q7pSHpMk.k[saga]
2011/04/19(火) 22:37:44.19 ID:m8/OVveo0

それから10分後。

まるで泥棒に荒らされたかのような部屋の有様を一瞥して、少女がため息をつく。

家主である木原は、片づけを少女に任せて仕事へ出かけてしまった。


「く……自業自得とはいえ、超納得できません……!」


少女――絹旗最愛(きぬはたさいあい)が悔しそうに拳をプルプル震わせる。

が、結局は諦めていそいそと掃除を開始した。

彼女が身に着けた能力『窒素装甲』を以てすれば、大抵の家具は問題なく動かせる。


「こういう時は、パーッと気晴らしをするに限ります」

「確か今日あたり公開する映画がありましたし、少し遠出しましょうか」


そうと決まれば、善は急げだ。

1時間ほどで要領よく片づけを終えると、彼女も外へと出かけて行った。



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