過去ログ - 垣根「しょたなおれとー」麦野「お姉さん」
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同一人物です、すみません
◆H0UG3c6kjA
2011/09/11(日) 23:47:10.50 ID:BwilVQs70
それに気付いたのは、あいつが脳を三分割にされて機械に入れられていたのを目にしてから。
只の研究材料(素材)と化した垣根を見て、今更好きになったんだって気付いた。
それも今では昔の話、今では序列第二位は空席、詰められてこそいないものの、垣根は生死行方共に不明だった。
研究が終わって、戦争に使われて、殺されたんだろうと私は推測している。
もし垣根が生きてたなら、一度サシで話してみたかった。今じゃもう叶わない事だけど。
口から出てくる言葉は一つだけ。
只でさえ小さい身体を縮こませる、彼そっくりな君へ。
麦野「…ねぇ、もし良かったら、私の家に来る?ここ、寒いでしょ?」
垣根(こいつは…第四位か、記憶にある姿とはだいぶ違うが)
垣根「うん」こくっ
垣根(うんってなんだちくしょう、言動がまるっきりガキじゃねぇかクソ!…言動は複雑に話せないように制御がきかねぇのか…失語症よりもきつくねぇか、プライド的に)
垣根(まぁいい、ひとまず此処に居るよりは餓えと寒さがしのげるだろ)
麦野「んっ、と」
その子は年齢が年齢(多分、五歳位?)だからとても軽くて、柔らかくて、温かかった。
子供を抱っこするだなんて、人生初かもしれない…少なくとも、今までに覚えは無い。
よっぽど寒かったのか、ぎゅっと抱きついてくるのが可愛い。
麦野「ところで、お名前は?」
垣根(どう答えるか悩むな…偽名使うのもアホらしい、だが…駄目だ、混乱して頭が働かねぇ、どのみち言語は俺自身の完全制御下には無いし、適当に…)
垣根「かきね、ていと」ぎゅっ
麦野「そう。…じゃあ、ていとくんね」なでなで
☆「やはりおねショタは良いな…」わくわく
エイワス「………」
ちびっこ未元物質と原子崩しが交錯する時、子育て物語は始まる―――――。
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