過去ログ - 魔法少女×仮面ライダー まどか&W SS大戦GIGA MAX
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6:(BGM:Cyclone Effect)[saga]
2012/02/21(火) 00:01:46.75 ID:lUwU5Obt0
ガイアウィスパーが鳴り響き、派手な起動音と共にダブルドライバーから発せられるエネルギーが俺を変身させる。
しがないハードボイルド探偵から……正義の味方、仮面ライダーへ!

『さあ、お前の罪を――数えろ!』

「変身した――っ!?」

「と、都市伝説見ちゃったー!」

……おっと。この二人を忘れてたな。一般人にこの足場は辛いだろう。
俺はスパイダーショックを取り出し、これをライブモードに。
更にルナメモリを挿し込んで蜘蛛の糸を作り出し、紐を繋いで二人が落ちずにいられるような足場を作った。

「詳しい事は後で、な。ここで待っててくれ」

「――クラスの皆には、内緒にしてくれよ!」

そう言って俺は魔女とやらへ向かって悪い足場を駆け出した。
セーラー服の化け物……名前は分からないし能力も分からない。
ならば、早めに決めてしまうしかないだろう。

『ああ、そうだね。後ろの娘達もいることだし、長引かせるのは得策じゃない』

「おうよ。一撃で決めてやるぜ!」

ドライバーからジョーカーメモリを抜き出し、ベルト脇のマキシマムスロットに挿し込む。

――【JOKER!! MAXIMUM-DRIVE!!】

再び鳴り響くガイアウィスパー。待機音と共に疾風が吹き荒れ、俺を浮遊させる。
十分な高度に達してからスイッチを入れると、充填されたエネルギーが脚部へと送られる。
繰り出されるは、悪を裁く正義の鉄槌。名付けて――

『ジョーカーエクストリーム!』

それは、俺達の切札。弱きを助け悪しきを挫く、極限の切札。

「はぁああッ!」『たぁぁあっ!』

超高空からのドロップキック。
魔女とやらも俺達の切札の前には無力。
耐え切れずにそれは爆散し、異様な空間も解除された。
安全を確認してから、俺は変身を解いた。

「しょ、翔太郎さん……」

「……い、いいい今のって、か、かかか……」

「そう、仮面ライダー。街の涙を拭う緑と黒のハンカチ……それが俺達、仮面ライダーWだ」


「……格好つけすぎで台無しっす、翔太郎さん」


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